人類は宇宙をあこがれていた。
果て無き探究心のやり場を人類は宇宙に求めた。
月面に研究所が完成してからすでに18年。
月面での研究の機会は平等に与えられると言っても、実際は大国が優先される不公平なものだった。
そんな中啓介と香織は月面の研究所で研究できるチャンスを掴んだ初めての日本人だった。
ざくろの味と同じ日に、同じメーカーから出されたサウンドノベル。
今回の舞台は月面ということで、どうなるんだろう、と色々期待。
今回進んでルート?は人間が何か地球外生命体に寄生されてしまう、というルート。
寄生物は大好きで、黒い家やISOLAで有名な貴志祐介の本に「天使の囀り」という小説があります。
これも人間に寄生して云々、という話。
これは一日でずばっと読めるくらい面白かった。
なので、今回の月面のアヌビス、かなり楽しんでプレイが出来ました。
ざくろと同時期発売なのにざくろとヴィジュアル面での相違が。
下の画像を見てください。
人物の輪郭がかなりはっきりしています。
これはいかがなものかと。かまいたちの夜、弟切草で輪郭だけ表現されていることで、プレイヤーが独自の姿を想像できたのに。
といっても、顔が描かれているわけじゃないのでよしとしますか。
これ以上輪郭がはっきりしてくると、想像をすることが出来ない、つまり物語りに移入しづらくなると思います。
個人的な見解なので、スルーしてもらってよしです。
今回は一発でスタッフロールエンディングに到達できた。
多分これは奇跡かな。それともバッドエンディングがないのかな。
別のルートもあるんだろうから、そっちもやってみたいなぁ。
ざくろと同じで一回が短く済むので、何度でも楽しめそう。